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2009.08.31

夏の戦利品~感想編③

というわけで、夏の戦利品感想編の最終回ですー。
仕事が繁忙期だったりで1、2回と間が空いちゃいましたが、別に誰も待ってたりするわけじゃないと思うので、マイペースにいきませうw

そうそう! 
「ファイアボール」一気に全話みたよ!(っても30分かからないけど)
やっべー…超面白かった。
「グレゴリーホラーショー」や「デジタル所さん」「ウサビッチ」に通じる何かがあったぜ…好みの方向性過ぎた。ドロッセルお嬢様がヤバい。

というわけで、お嬢様のフィギュアを傍らに置きつつ、感想感想。


■グランギニョル狂葬(るくしあ大陸
愛憎渦巻くるくしあさんとこの新刊。レイアリ本。

霊夢とアリスが仲良しなのを良しとしない、早苗と文。
二人はアリスへの嫌がらせ(?)で、魔導書を盗んでしまう。
が、その魔導書は人形たちの魔力充填機でもあり、それがないとやがて人形たちは動かなくなってしまうのだ。上海を案じるアリスは霊夢と共に奪還へ…

という流れなんだけど、なんだろう…凄く怖いのです。
多分平然と相手の弱い部分をネチネチ責め上げる早苗たちの「嫌がらせ」が、リアルに怖いせいかも知れません。ホラーは大丈夫なのに、こういうの弱いんだよぅ。

しかし上海の可愛さで救われる(*´ω`)・∵.
あと早苗さんカッコいい。何その奇跡! マジ蛇!!


■トウホーNo.1(いよかん。
わぁい! 夏だ水着だビーチバレーだ! な、ほたさんの新刊。
ババア! ババアの水着! それだけであくあは満たされた。
特に最近自分内で株の上がってる紫! でもあれ水着?
神奈子さまもゆっこさんもやべえぜ…やってくれた、やってくれた喃!

…おかしいな、2次元ロリだった気がしたんだけどあたい。
とまあ、人の性癖すら曲げてしまう水着のステキ加減がヤバい本でした。

え? ストーリー? そんなんこの本では刺身のツマみてーなもんすよ。
いやいやウソウソ、面白かったです。マジマジ。
泣いた笑った。レミリアの下りとか素晴らしいねw


■守矢神社で昔語り(葉庭の出店
巫女服萃香という新しいジャンルを作り上げた葉庭さんの新刊。
前半は萃香と勇儀の会話劇、後半は巫女みこ萃香エピソード0という感じです。後半の話は「酔無双」の再録なので、読んだことがある人も多いかも。

正直前は萃香は眼中に無かったと言うか、別にどうでもいいキャラだったんですが…。
可愛いんだよ、可愛いんですよ巫女服萃香!
名前もない里の人間たちと東方キャラの会話ってのが好きなのかも。
こう、ちゃんと「そこに世界がある」感じがするんですよー(*´ω`)

ウチもこういう漫画描きたいなあ、と思わせる良作でした。感謝!


■犬犬犬犬(みずたたき
咲夜さんが紅魔館に来たときのお話。
このモチーフ自体は沢山あったし沢山見てきたのだけど、人によって解釈や切り口、さらには「咲夜という存在の考察」が違うので実に面白い。
そして羨ましい。沢山かかれないキャラでは、この『差異の愉悦』は少ないのだ。

閑話休題。

話の軸は二つ。紅魔館に柴犬が迷い込んだ(?)話と、まだ紅魔館がこちら側にあった時、そこにメイドとして働きに行くことにする咲夜の話。
まあ、この話に色々解釈をつけてしまうのは野暮っぽいのでやめときます。
色々考えさせられる話はいいなあ。思索の迷路は好んで迷うものなのです。

あ、そうそう。遊び紙に印刷って出来るんだ? 結構驚きました。


■極東ハルシネイション~魂魄妖夢の章~(FLIPFLOPs
幻想郷が現代日本風味に!? な話の2話目。
最初設定を聞いたときには「わぁい! 東方町カムバック!?」とか思ったのはナイショ。好きだったんだよう東方町。特に秋。
さておき。

話は引き続き、現代風に変化してしまった幻想郷から。
今回の主役、妖夢は謎の襲撃者に敗北してしまう。
しかしその顔は自分と瓜二つで―。

うー…相変わらず上手い。ぐいぐい引きこまれる。
同時に、不明点というか違和感が残り続けるので(恐らくそれも狙い通りなんだろうけど)、早く続きが読みたい。次はどのくらい待てばいいですか。

特に気になる点は二つ。
幻想郷の住人たちは、皆が皆この異変を「知覚」してるんだろうか?
今回のを読んでて、妖夢は最初から気づいてたのか途中からそれが「確信」に変わったのか、そこが今ひとつ分からなかった。最後は昔の海の話をしているから、気付いてるのは間違いないんだけども…。うむむ。

あとはやっぱ魔理沙かなあ。誰これ?! 旧作魔理沙!?(よせ)
コレも重要なキーポイントになってるだろうけど…ぐぎぎ、まだ分からないぜ。

ともあれ、続刊が物凄く楽しみな本ですわー。
しばらく商業に注力するとのことなので、酒でも呑んでのんびり待とう。うん。


■ORABGEMARY Side:RED(KFC
自らの力を制御できないが故に、紅魔館に縛り付けられるフラン。
外に出たいと騒ぐが、レミリアは聞き入れない。
一方パチュリーは、そんな二人のためにフランドールの力を制御しうる、魔法の秘薬を作ろうと決めるのであった。

という感じのお話。
フランドールってどうにも掴みにくくて、描くの難しそうなんだけど…
あぁ、いいなあこのフラン。好み。
ウチの「キャラ別1級資料棚」のフランの棚が潤いつつあります(何

それはさておき、次回への引きがw ちょwwwアリスwwwww
次も楽しみです( ^∀^)


■憧螢ヒマワリ 前編(ふすま喫茶
うわー…………。
はっ!? いかん、あまりにもチルノがカッコよくてボーっとしてしまった!
えっと、とりあえずあらすじ!

チルノにボロ負けした姿を、文に激写されたリグル。
何とかフィルムを奪おうとするが、文に触れることも出来ない。
追いかけるうち、向日葵畑に。しかしそこに幽香が現れ、文を一撃で叩きのめす。
その姿、比類なき力に憧れを持ったリグルは…。

という感じ。あれ? ゆうかりんが優しいぞ? ヘンだな?(滅多なことを言うな)
それはさておき、リグルの悩みがとても身近に感じられて、何か親近感。やっぱり、ウチは1~2ボスあたりが好きだなあ(*´ω`)・∵.
あまりに強大な力を持つ妖怪になってしまうと、もう見えてる世界から違うというか、何を考えてるか分からなくてどうにも上手く消化できないのです(ウチは)
その点、このリグルの万人が思うであろう悩みはリアルに感じられるし(「力」でなくとも、自分に無い何かを切望する気持ちは皆あるはず)、それを持ってる人に憧れて、近づきたいなと思う気持ちも分かるわけで。

そして最大の見せ場、後半のリグルとチルノのクロスレンジバトル!!
迫力あったー…この夏(東方本では)一番燃えたアクションシーン。
その迫力と対をなすかのような、一瞬だけ入るチルノの思考風景が静かでぐっとくる…よかった。これは語り合いたい(誰と?

そして最後のルーミアで、全俺が充足。いや、何か溢れた。
ありがとう! ありがとう花火さん!!


■銀色二人 前編(さくsaku亭
1冊まるまる咲夜と妖夢のバトルマンガ。
ふあー…いいわ、いいわこれ。見事な少年漫画。

面白かった。ヤベエ! やっべえ!!
バトルもののポイントって、カッコよさやケレン味、アクションを起した結果が見えること(オブジェクトが壊れるとか)、そして無茶なアクションでも納得させてしまうだけのネームだと個人的には思うんですが、それがどれも入ってたような気がしました。

特にあの「バトルうんちく」がたまらない!
大好きなんです、ああいう雰囲気。解説役がいるとああいうのが無理なくすんなり入っていいですね。解説役いないと、絶対的に「絵で分からせないといけない」んで、難易度上がるし伝わりきるか分からないですし。

うん、よいバトル漫画でした。後編も楽しみ!!


■Alice in Woundedland(ヘルメットが直せません
今回最も待ち焦がれ、最も恐れ、読後最も痺れた作品。畜生、爆発しろ。
はっ、出だしからこんなんじゃいけない。

話はまだアリスがこちらの世界にいたころの話。
母親を亡くしたアリスは父と二人暮しをしていた。が、母を亡くし、それでもなお仕事に没頭する父親に対し、反感を抱いてすらいた。
そんな中、巡業に来ていたサーカス一座の一員、メアリと仲良くなるアリス。
友達の存在に、幾分心の余裕を取り戻すアリス。
だが、最愛の妻を亡くした彼女の父は、既に心の平衡を失っており―

とまあ序盤ここまで。中盤以降は酷いネタバレになるんで書けません(笑
しかし複線の張り方は上手いなあ……くっそ、くっそう…。
色々な、本当に色んな辛いことを乗り越え、幻想郷の住人となったアリスの最後のセリフ。アレずるいわ。ズルいよ。コレが演出ってやつなのか。畜生。

読めば読むほどため息しか出ない本でした。
あぁもう! ネタバレが怖くて色々話せぬ! 不完全燃焼!!
ストーリーの論評やそれらは知り合いとスカイプですることにしよう(ぇ

というわけで、ようやく夏コミ終了!(本を読み終えるまでがコミケです)
これで秋のイベントへ備えられるってもんです。


…って気付けばもう8月が終わるとか冗談でしょう!?(びっくり)

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