【映画】迷宮とロリと時空移動者【感想】
はい! というわけで今『ホラーフェス*ジャパン2009』から帰ってきたよ!
本当は来年から始まるということで、今回はプレイベント。
まあそのせいか作品の質は今一だったけど…(ノ∀`)
それは明日以降に回すとして!(えぇ
まずはここ最近見てきた映画の一言感想ちっくなものを上げてみます。
見てきたのは
『戦慄迷宮3D』
『エスター』
『きみがぼくを見つけた日』 の3本です!
…一つだけ毛色が違うけど、映画なら基本何でも見るので問題ないのです。
では、ざっくりと感想ー。
■『戦慄迷宮3D』
監督はあの清水崇。映画に疎い人でも「呪怨の人だよ」って言えば通じちゃう、日本でも指折りのホラー映画監督です。押切蓮介ファンにはさらに馴染み深いお名前(何
でまー…。
えー…。
いい意味で「呪怨の時の清水節」という感じでした。
最初はストーリーの骨子も案外しっかりしてそう(端的に言ってしまうとタイムパラドックス的な感じ)なのですが…。
途中からもう「話とかどうでもいいんだよ! 怖がれ! 気持ち悪がれ!」という感じの不安定になる映像と音の嵐。しかもその映像が3Dメガネで立体感を持って迫るのだから、もうね。
そうなのです。
この作品のウリは「3Dメガネで飛び出すオバケ!」なのです。
しかし怖さの底支えをしているのはそこではなく、むしろ「奥行きを感じること」なのです。
上映前のトークショーで監督が言っておられたので(公開日に行ったらなんかやってた。生の前田愛は可愛かったw)、注意深く見ていたのですが…。
映画のスクリーンが「窓」の役割を果たしているのです。
手を伸ばせば届くような、入り込めてしまいそうな錯覚。
おぉ、コレは今までにない恐怖の手法! 面白い! 素直に評価できるポイントかと。
(同日公開で似たような映画もやってたけどねw)
以前「ゾンビ3D」でマジ凹みして以来持っていた『3D映画に良品なし』というイメージをある程度払拭してくれた佳作でした。
でもストーリーがなーw もうちょっとどうにかなりませんかw
なお、一番ゾッとしたのは、件のトークショーでの監督の発言。
「エキストラがさ、多いんだよね。一人。おかしいんだよ」
■『エスター』
原題は「Orphan」…つまり「孤児」である。
ストーリーはこんなん(wikiから抜粋)
かつて3人目の子供を流産したケイト・コールマンとその夫のジョンは、孤児院から養子を貰うことを決意した。夫妻は前の家族を火災で亡くしたロシア出身のエスターという9歳の女の子を引き取ることにする。彼女は年の割にとてもしっかり者であり、すぐに手話を覚えて難聴の義妹のマックスとも仲良くなった。だが、やがてエスターはケイトの前でその恐ろしい本性を見せるようになり、周囲の人々へ危害を加えてゆく。
という感じ。
いやまー、この娘が怖いのなんの。すげえ演技力。
基本的に子役がみんな演技が上手い。上手すぎる。主役のエスターなんかはまさに「怪演」と言っていいほどの底恐ろしさ。子供怖いよ子供!
あとはストーリーというか、観客のミスリードが実に巧み。
ある程度映画慣れ…というか、無茶なトリックを持ってくるミステリーを頻繁に読む人ならオチは想定できそうな感じなのだけど、そこから目を逸らさせるのが上手かったと言えそう。
映像も全体に綺麗…というか独創的で(特に最後のスタッフロールは必見!)、2時間の間全く飽きることなく見れました。グロいシーンもかなり控えめで、ホラーというよりは質のいいサスペンスという趣き。
うーん、良かった。
でもなー、エスターは国を間違えたよホント。
日本だったら受け入れてくれる人は星の数ほどいると思うのになぁ(何
■『きみがぼくを見つけた日』
原題は「THE TIME TRAVELER'S WIFE」
訳すなら「夫は時間旅行者」と言った感じでしょうか。
なんだか「奥様は魔女」みたいですね。
…邦題の付け方にセンスが光るね! B級ホラーとは大違いだ(笑)
さておき。
ストーリーはこんなん。
時空を旅する運命を背負うヘンリー(エリック・バナ)は、どんなときにどの時代のどこへ飛ぶのかは自分で選べない。秘密を抱えた孤独な人生を送る彼は、ある日、旅先の過去で、一人の少女に出会う。やがてヘンリーは、少女から美しい心の女性へと成長したクレア(レイチェル・マクアダムス)といつしか愛し合うようになるが……。
まあ、古いSFファンとしては「タイムトラベラーは過去の人物と接触しちゃいかん! まして自分自身と接触するなぞもってほかだ! 時空の連鎖にゆがみが生じ、全宇宙が爆破されるかもしれんのだぞ!?」(ドクの声で再生しよう!)
…とか言ってしまいそうですが、今作はあくまでラブロマンス。
こまけぇことはいいんだよ! とばかりに鑑賞。
…む、面白いぞこれ。
恋愛ものとしてではなく、突飛なSFとしてですが(笑
いやー、この女の思い込みの激しさったらもう!
あれですな、これは「未来からステキな男性が私に会いに! コレはもう結婚する『運命』なのよ!」という感じが全身から溢れていていい感じ。スイーツ。
でもまあ、障害がある方が愛は燃え上がるのです。
シェークスピアが言ってた。
しかし裏を返せば、主人公がこういう雰囲気の女性だったからこそすんなり見れた、というのもあるのかもしれません。純粋な(悪く言えば愚鈍な)女性だからこそ、相手が未来から来たなんて簡単に信じるのだろうし。
何よりクセのない、控えめな印象が好印象。うん、ベストな配役かも!
設定厨としては「タイムトラベルのメカニズムは? 遺伝? じゃあ誰から?」って部分と「服はダメなのに、手術した後の糸とかはどうしたん?」とか突っ込みたい部分は多いのだけども、それを差し引いても面白い映画でした。
ラストシーンはじんわりくるよ。
というか、ラストまで見ることで、コレが全部最初から「決まってたこと」で、その思い出を反芻している映画なんじゃないかな、という部分が見えてくるのでありました。
SF(すこしふしぎ)なものが好きな人は是非。
ガチのSFファンは、少し手心を加えて見てやってくださいw
恋愛映画ファンは他を差し置いても見るべき作品かと思います。オススメ。
というわけで、ここ最近見た映画の感想でしたー。
次は…あれか、サム・ライミの久々怖い映画「スペル」が見たいね!
「●REC2」もゾンビ好きとしては見ておかねばなりますまい!
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